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「2012口述対策講座1stフェーズ」の感想

8月3日金曜日。LEC梅田駅前本校にて「2012口述対策講座1stフェーズ」なるものが開催されていることを知ったヤメケンは、口述試験対策のために参加することにした。

当日、教室に入ってみて驚いたのが、受講生の数が想像していた以上に多かったことだ。

少なくとも40人以上はいただろうか?

講義が始まる頃には、教室は受講生で一杯で空いた席がほとんどない状態だった。

論文試験にすら合格しているかどうか分からない状態で、そんなに受講生が集まっているはずがなかろうとタカをくくっていただけに、これには正直驚いた。しかも、この講座、金曜の夜19時から22時の3時間という、超鬼畜な時間帯に開催されているのだ。

世間では、オリンピックだ何だのと騒いでいるのに、弁理士受験生ってのは、なんとまあストイックなんでしょ。私なんか、「魔法少女まどか☆マギカ」のグッズ欲しさにそこいら中のローソンを何度も行ったり来たりしているというのに・・・(←おい)

周囲を見回すと、ちらほら大きな旅行鞄を持ってきている受講生もいた。わざわざ遠方から来たのだろうか? そういや、LECの「2012口述対策講座1stフェーズ」は、水道橋本校と梅田駅前本校の2校でしか開催されていないそうだ。受験仲間の話によると、

LECの本格的な口述講座は、後先生が去年の夏に開講した口述講座が最初であり、いわば、

梅田駅前本校が元祖

らしい。私が大阪に住んでいて本当に良かったと思える貴重な機会の一つといえるだろう。講師の後先生の先見の明には、本当に感謝!!


講座の詳細だが、当日、やたらにぶ厚いテキストを2冊も渡される。「論文口述ハイブリッドテキスト」特許法・実用新案法(全328頁)と意匠法・商標法(240頁)だ。厚すぎ! たった6回の講座で、こんなにやるんかいな!!

テキストは「論文口述ハイブリッド」という名が付いてはいるものの、中身を見ると、ほぼ青本や改正本を逐条的にまとめた内容となっており、むしろ「口述青本逐条テキスト」といった感じ。ちなみに、後先生の話によると、3回の講義で特実、残り3回の講義で意匠と商標をやるとのこと。ということは、

1回の講義で約100頁も進む

んかいな。どう考えても無理ゲーだろ。まあ、それくらい気合い入れてやらないと、口述試験は受からないんだろう。最近は、3割も口述試験に落ちているというし。

最初の数十分は、後先生によるガイダンスで、最近の口述試験の傾向から今年の論文試験から予想されるの出題傾向、口述試験のマナーと受け答えのノウハウ、これからやるべきことなど、市販の本やネットの情報などでは得られない貴重な情報がこと細かに説明された。残念ながら、これらの情報は、後ゼミオリジナルということで、詳細について紹介できないのは残念だ。というか、敵に塩を送りたくないだけだが。

ところで、今回集まった40人程度の受講生のうち、昨年口述落ちの受験生は5人だった。昨年の口述試験の不合格者が285名であることを考えると、思っていたよりも少ないという印象だ。

しかしながら、この時期に口述講座を受けるだけあって、受講生のレベルはかなり高そうだ。後先生が受講生の一人に「今年の論文試験はどうでしたか? 自信がありますか?」と問うと、

「自信があるからここにいるんだと思います(´ー`)フッ」

と、ためらうことなく、きっぱり。

なんというか・・・もう。次元が違いすぎるような。これからこんな連中と同じ屋根の下で学ぶんかいな。もう、戦う前から既に負けてそう・・・(←おい)。こっちは、商標法ででっかい論点を落として、毎日目を真っ赤に泣きはらして来るべき最後の審判に怯えているというのに・・・。なんだろうね、この格差は・・・。

何故ここまで差がついたのかorz

ところで、肝心の講座の内容について述べよう。

後先生の口述講座は、モジュールタイム、ゼミ形式の質疑応答、バーチャル口頭試問の3つから構成されている。以下、それぞれについて説明していく。

1.モジュールタイム:過去問を用いたアウトプットの練習


モジュールタイムというのは、受講生が3人一組になって、それぞれ試験官役、受験生役、審判役を担当し、試験官役と受験生役が相対して座って5分間の口頭試問を行い、その横に審判役が座って講評を述べるという形式だ。実際の受講生の配置と役割は、以下のような感じだろうか。

試験官(←問題を出す)
○     ○受験生(←問題に答える)

   ○審判(←講評を述べる)


ちなみに、使用するテキストは、過去の口述試験を再現した「口述アドヴァンステキスト」だ。ちなみに、第1回目の講義で選ばれた題材は「特許管理人」と「仮通常実施権」だった。

最初に3分間テキストを開いて覚える時間が与えられ、その後、前述したような3人一組のユニットを組んで、口述練習を行う。そして、一人の口頭試問が終了すると、各自役割を交代して口頭試問を行い、1人当たり5分間、3人合わせて15分間で1回のセッションが終了する。

実際にやってみると分かるが、覚えたつもりでいても、実際に口に出すのはなかなか難しい。答えられない場合は、試験官役の人がヒントを出してくれるが、緊張のあまり記憶がぶっ飛んでしまい、論文ならスラスラ書ける内容も、口ではなかなか表現出来ないことに、かなり難儀してしまった。論文では適当にごまかせても、口述はごまかしが効かないだけにやっかいだ。こりゃ、本格的にしゃべる練習をせなあかんなあ・・・。というわけで、しょっぱなから凹んでしまった。

2.ゼミ形式の質疑応答:青本・審査基準等の知識のインプット


次の質疑応答は、後先生が受講生の一人一人に問題を出していき、受講生がそれに口頭で答えるというものだ。後先生によれば、実際には、机を「ロの字型」に並べて受講生同士が向かい合うようにし、ゼミ形式にして質疑応答を行いたかったようだが、受講者の人数が予想よりも多くなってしまって、今回は講義形式の座席の配置のままで質疑応答を行った。なお、次回からは広めの教室を予約して、ゼミ形式で行うとのこと。

インプットに用いるテキストは、前述の「論文口述ハイブリッドテキスト」と後先生のオリジナルレジュメである「口述ハイレベルブック」。「口述ハイレベルブック」は、とかく長めになる青本等の文章をさらにコンパクトにまとめたもので、下線付き太字のキーワードを覚えることで簡潔で的を得た回答ができるように工夫されている。

しゃべる練習がメインとはいえ、あくまで知識のインプットが目的なので、実際にはテキストの文章を見ながら口頭で説明するという感じだ。チラ見とはいえ、テキストを見ながらしゃべれるので、楽勝かと思いきや、実際はそうでもない。というのも、「論文口述ハイブリッドテキスト」の文章は、青本から抜き出したものなので、青本独特の文章のクセというか、口でしゃべるようには書かれていないので、口で説明するのが非常に難しいのだ。要するに、

青本の文章は、口頭で説明するには適していない

のだ。そこで、「口述ハイレベルブック」のようなキーワードを中心に簡潔にまとめたレジュメが必要になるというわけだ。こういうのは、実際に口頭で説明する練習をしてみないと分からないのではないだろうか? 実際に、私もこの講座を受講するまでは、青本の文章をインプットするだけでは足りないという事実に気づかなかった。このブログの読者のみなさんも、一度は青本の文章を口頭で言えるか試してみると良いだろう。頭で理解していてもなかなか口ではいえないことに驚くはずだ。

3.バーチャル口頭試問:実際の試験形式でのリアル体験学習


最後は、バーチャル口頭試問だ。これは、先着順に毎回5人の受講生に前のほうに出てもらい、実際の口頭試問をシミュレーションするというものだ。シミュレーションなので、扉をノックして入室し、受験番号と名前を告げて自己紹介し、着席して総括質問に入るところまで再現する。

一方、残りの受講生は、口述アドヴァンステキストに付属のチェックシート(口述模試でも使用される)に口頭試問のチェック結果を匿名で書き込み、その結果を口頭試問を受けた受講生にフィードバックするというものだ。

このバーチャル口頭試問だが、私などは見ているだけで心臓が止まりそうになる。それくらい緊張感あふれるのだ。バーチャル口頭試問を受けた受講生を見て思ったのは、知識の正確さ表現の正確さ以上に、試験官の誘導にうまく乗って落ち着きをもって答えられるか、長すぎる回答をせず、試験官の質問にストレートかつコンパクトに答えているかで、評価が大きく分かれているように感じた。これも実際に体験してみないと分からないのではないだろうか?

以上、モジュールタイム、ゼミ形式の質疑応答、バーチャル口頭試問の3点セットで前半の1時間半が終了し、間に口述試験の詳細についての質問タイムを経て、後半も同様に3点セットを行って19時から22時までの3時間の講座が終了する。

簡単に3時間といっても、実際にやってみるとかなり密度が濃く、後半は疲労のあまり、意識が何度もトリップしそうになった。しかしながら、論文試験も終わり、あとは発表待ちという、とかくダレそうになる8月の時期に口述試験用の講座に参加したことは、私にとって大変有意義だったと思う。

というわけで、「2012口述対策講座1stフェーズ」の感想でした。まだ間に合うかもしれないので、興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

PS.考えても全く意味のないどうでもいいことをオタク的な視点からねちねちと姑のごとくどこまでも嫌らしく考察していく、というのがヤメケンブログの基本ポリシーです。というわけで、現在、「魔法少女まどか☆マギカ」の

キュゥべえを確実に抹殺する方法

を必死で考えているところなので、詳細な考察ができ次第記事をUPする予定です(←これぞ全くの誰得記事)。というわけで、全国のまどかマギカファンのみなさん、お楽しみに。

でも、オタクでもない一般的な弁理士受験生には、この手のオタク記事、全くの不評なんだろうねえ ┐(´ー`)┌ マイッタネ♪

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